当社は1992年より約20年間アメリカの浸透性コンクリート強化剤を販売と施工をしてまいりました。アメリカの浸透性コンクリート強化材も日本で販売して20年が経って、今、そのコンクリート強化材も長所と短所がはっきりと見えてまいりました。
まずは、カタログの写真とは全く別物の仕上がりに驚きます。その要因はいくつかありますが、まず上げられるのは、施工の未熟さやコンクリート押え（仕上げ：アメリカでは日本の金ゴテ仕上げなど有りません。しかし、国内の設計仕様は殆んどが金ゴテ仕上げとなっています。）まず、この時点で大きな間違い。また、次に重要なのが本場アメリカと日本の建築用コンクリートの基準の違いです。そのまま使用しても良い効果が出ません。たとえば、スランプ値はアメリカでは7～8㎝で国内では高速道路や土木用しか使用していません。国内では15～18㎝が通常です。また最も重要なのはセメントの量です。コンクリート強化材の成分はケイ酸ナトリュウムでセメント成分Ca(OH)2と化学反応して硬度形成します。もちろん砂や粗骨材には反応しません。
アメリカは単位セメント量が330kg/㎥以上で国内では殆んど300kg/㎥以下が現状です。カタログのコンクリートが良く光っているのはこの為なのです。最近ではコンクリートが光らないので高い価格で新設からわざわざ磨きを掛けるメーカーも有ります。裏返せばこの商品は光りませんと言うことになります。
当社は長年の経験ノウハウを生かし国内のコンクリートにマッチした純国産強化材シールコートを開発し皆様方により良い製品を提供致しております。
アメリカの強化剤をそのまま日本のコンクリートに使用しても良い効果が出ないのもお分かり頂けたと思います。

※材工設計価格/コンクリート押え込み：¥3,000/㎡
※製造元　：サンエム建材
※総販売元：エルケイ企画

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